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四コマ漫画Viewerをつくる1 - コマをクリックで画面遷移

Progression Buttons コンポーネントの「RollOverButton」「PreviousButton」「NextButton」を使って四コマ漫画Viewerをつくってみる。

progression progression

出来上がったサンプルはこちら→四コマ漫画Viewer

まずは、コマをクリックすることで次のコマへ遷移する仕組みを作る。

入り口をつくる

新規シンボルで最初のシーンに表示させる入り口画像をつくる

新規シンボル作成 [F8] で入り口の画面を作る。

シンボル名は「Index_mc」でクラス名は「Index」とした。

矩形の左上の座標が (0,0) になるように配置する。

RollOverボタンを配置する

入り口の画面をクリックすることで、1コマ目が表示されるようにする。

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コンポーネントパネルからRollOverボタン(以下ROボタン)を配置する。ステージにドラッグするか、ダブルクリックで配置できる。

Progression

naviagatePathを設定する

ROボタンを選択した状態で、パラメータパネルを開く。でnaviagatePathを設定し、クリックすることで1コマ目に遷移するようにする。

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ここでは「/index/1」と設定する。

naviagatePathはフォルダ階層のようなものと考えると良い。「入り口のシーン: index」の中に「1コマ目のシーン: 1」がある、というイメージで。

1コマ目をつくる

シンボル「Index」を複製し、シンボル名「Ki_mc」クラス名「Ki」とする。

「enter」の文字を「起」に書き換える。

※ベースの部分(グレーの矩形)はあらかじめシンボル化しておくと良い。

シーンエディターでeasycasting.xmlを編集

入り口、1コマ目のシーンを定義する

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  • シーン「index」にキャスト「Index」を挿入
  • シーン「index」にネストされたシーン「1」を挿入
  • シーン「1」にキャスト「Ki」を挿入

ここで一度保存しムービープレビューをしてみる。「Index(enter)」をクリックして「Ki(起)」が表示されたら成功。

2〜4コマ目のシーンも定義しておく

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最終的にシーンエディターから保存されたeasycasting.xmlは以下の通り。

<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<prml version="2.0.0" type="text/easycasting">
  <scene name="index" cls="jp.progression.scenes.EasyCastingScene" title="四コマ漫画Viewer">
    <cast cls="Index" x="20" y="20"/>
    <scene name="1" cls="jp.progression.scenes.EasyCastingScene" title="四コマ漫画Viewer | 起">
      <cast cls="Ki" x="20" y="20"/>
    </scene>
    <scene name="2" cls="jp.progression.scenes.EasyCastingScene" title="四コマ漫画Viewer | 承">
      <cast cls="Sho" x="20" y="20"/>
    </scene>
    <scene name="3" cls="jp.progression.scenes.EasyCastingScene" title="四コマ漫画Viewer | 転">
      <cast cls="Ten" x="20" y="20"/>
    </scene>
    <scene name="4" cls="jp.progression.scenes.EasyCastingScene" title="四コマ漫画Viewer | 結">
      <cast cls="Ketsu" x="20" y="20"/>
    </scene>
  </scene>
</prml>

1コマ目を仕上げ、2〜4コマ目もつくる

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「Ki(起)」をクリックすることで次のシーン「2」に遷移するよう、ROボタンを配置しnaviagatePathを「/index/2」とする。

2〜4コマ目「Sho」「Ten」「Ketsu」も同様につくる。

とりあえずはこれで四コマ漫画を読めるものは出来た。

現状では一方通行なので、次は任意のコマにジャンプできるようなボタンを用意する。

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